NO 4中国料理視察旅行

日時 :平成15年5月17日 
記者名:未来コバちゃん

昔々の中国旅行に行っチャイナ NO.4

十数年前の中国視察旅行のエピソードを
少しずつ時間をかけてお話しましょう
日本中国料理調理士協会
初めての中国旅行で

はじめて日本中国料理調理士会の視察旅行に参加した、四川省成都、
楊州、南京、上海旅行では、上海空港からすぐ飛行機を乗り継ぎ
四川省成都に行く予定になっていたのだが、
昼12時上海発の飛行機の故障の為、急きょ、市内観光、
出来るだけ食事時間を長くとりはしたものの、
余りの長さにアルコール含有量はうなぎ登り、
ついには限度を超え、我慢できないやつは、男子用便器に顔を突っ込み、
ゲーゲー、蛙が踏み潰される瞬間の声に似た、大きな声であげる始末、
挙げ句の果てに中国のクウニャンに軽蔑され
廊下に放りだされ、それでも上海に置き去りにされないようにと
柱にしがみつき、時々細いつぶらな瞳を開けたり閉じたり、
何時間経っただろう、突然召集ラッパが鳴るような朝倉事務局長の
どら声が響きわたった。

夜の10時過ぎ上海空港を音も無く飛立ち真夜中の1時頃、
何の知らせも告げづ四川省成都空港に蛙が跳ねるごとく到着、
ヘッドライトも室内灯も点けず真暗闇の中を
舗装もしてない道路の真中を、土煙を上げ爆走する
バスに飛び乗り、無灯で走ってくる対向車が来ると
ヘッドライトを点け、すれちがうには狭過ぎる道をどちらも
避けようともせず、ぶつかる寸前にかわし、
運転席横に座った人の悲鳴に似た声を聞きながら、
民家の中に忽然とそびえたつホテルのキンキラ金に輝く
ゴウジャスな吹抜けの1階フロアーについた時
思わず安堵のため息をついた。

ホテルの窓を開け、朝暗いうちから
通勤する自転車と人の多さに驚いた初めての視察旅行を手始めに
何度か日中調の中国視察旅行に参加した。

つづく




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